私が所属しているコーポレートマネジメント部は、総務人事・情報セキュリティ等、現在は、人事担当として採用・入退社関連や勤怠管理などの労務関連、衛生委員会の開催や産業医面談などの安全衛生業務を担当しています。人事とか総務はどちらかというと縁の下といった部署ではありますが、職場内の作業環境を整えたり、社員が健康的に働けるように注視したりと、重要な仕事だと思っています。特に勤怠管理は、社員の健康のために大切なことなので特に気を配っています。
リモート業務が主体になると、業務に集中しすぎて長時間労働になってしまうケースも散見します。そういった人へは長時間勤務にならないようにお知らせを出すことも重要です。もちろん一生懸命に働いてくれているのに、頭ごなしにダメだというと反感を招きかねません。しかし、法律でも定められていることでもあるし、やはり健康にも関わることなので、しっかりと管理をしていかなければならないと思っています。
コーポレートからの告知はなかなか皆さんに認識されにくいこともあるので、どうしたら社員の皆さんに告知を行き渡らせることができるかということは、常に部員たちと話し合っています。例えば、書類などの締め切りを守ってもらうためには、どうやって伝えるか。その伝え方で本当に伝わるのか。何か伝え忘れていることはないのか、いつも部員同士で確認をしながら仕事を進めています。
そういった意味では、私たちに必要なスキルはコミュニケーション能力なのかもしれません。コーポレートの仕事って黙々と作業するイメージがあるかもしれませんが、キチンとスケジュール管理をするためには、いろいろな部署の方からの情報収集が必要なのです。情報を集めることも、情報を発信することも、どちらも重要だと思っています。
電通tempoには女性社員が多く、子育てをしながら仕事をしている社員も少なくありません。私自身もそのひとりなのですが、毎日会社へ出勤していた時代は、仕事と子育てを両立するには大変なこともありました。しかし、リモート業務となったことで環境も変わり、仕事はしやすくなってきました。毎朝、子供を保育園に送り、家事を済ませてから業務に入るのですが、会議やミーティングなどを行っているとあっという間に午前が終わり、自分の仕事に取り掛かるのは午後から、ということも多いです。その合間に後輩からの質問や相談に乗ったりもしています。でも、相談されることは自分の勉強にもなるし、うれしいものです。そういえば、後輩の相談に乗っているときの視線が「お母さんみたい」と言われたことがありました。無意識のうちにそうなってしまったみたいです(笑)。
※本ページは2024年6月時点の情報です